こんにちは、そら(@so___ra2)です。
私は2019年5月から1ヶ月間「田舎フリーランス養成講座」に参加していました。
今回はその田舎フリーランス養成講座中にメンターだったumiさんのインタビューをさせていただきました。
謎多き7桁アフィリエイターumiさんの仕事に対する心情に迫っていきたいと思います。
生い立ち
そら
まず、umiさんの生い立ちが知りたいです!
umiさん:
生い立ちですか、いいですよ。
子供の頃
そら
umiさん:
落ち着きがなかったですね。
今もパソコンで座って作業するのも苦手。
小さい頃は先生に言われないと座ってられない感じだったし、筆記用具をだいたいなくす。
消しゴムとかえんぴつも。
勉強は好きじゃなかったけど運動は普通に好きでしたね。
でも好きなものが移り変わるタイプだからなんだろうずっとこれが昔から好きってのはなくて。
プラモデルを作るとか、釣りとか、だいたいみんながやりそうなことはやりましたね。
いわゆる普通の小学生でした。
中学時代
そら
umiさん:
中学はソフトボールをしていました。
運動神経は悪くもないけどよくもない。
勉強はちゃんとやらなかったけどできない方ではなかったかな。
で、やる理由ってのがなくて。
親が勉強しろとか良い学校に入れってのもなかったし(勉強を)やる理由がなかったんですよね。
高校時代
そら
umiさん:
高校は一番近くの高校に入りました。
理由は近かったから(笑)
高校は友達からバスケ部員少ないから入ってって誘われてバスケしてました。
部活の他に普通にバイトもしていましたね。
バイトもしてたのは単純にお金なかったからです。
会社員時代
そら
umiさん:
高校卒業した後は親戚の紹介で製造の会社に入りました。
楽しくはなかったなあ(笑)
木材の会社でいわゆるルーチンワーク。
フォークリフトとかにも乗ってました。
日給は5千円くらいで、その時は親戚の家に住んでました。
そのあと、なんだかつまらないから辞めて。
辞めてから1年くらいニートしてましたね。
その間はパチンコしてました。
パチンコみんな楽しいって言うからちょっとやってみて…でも全然楽しさがわからなくて(笑)
それでも何回かやってて…なんかいつも勝ってる奴がいるんですよ。
スロット側の方だったけど。
なんでそいついつも勝ってるんだろうと思って、当時漫画喫茶とかで調べて。
で、パチンコの勝ち方があったんですよ。
こうやれば勝てるってのがあって、割と勝てるんじゃないかこれって。
それがあんまり難しくなくて、20万くらいは普通に稼いでた記憶があります。
手法は今とは違うんですけど、まだ今もそれで生活してる人いるだろうし。
そら ええええええええ!そんな世界があるんですね…(会いた口が塞がらない) そんなにパチンコで稼げたら、もはや今もう仕事しなくても…?!
umiさん:
パチンコは結局回さないと収入になんないし、あれは社会的信用もゼロだしなんにも残らないんですよ。
無職だしお金も家も借りれないし。
これやっぱり辞めた方がいいなって思って。
で、そのあとにカラオケ屋さんの会社に入りました。
それも友人の紹介でしたね。
そら
umiさん:
楽しかったですね。
たぶん1番楽しかったと思います。
まず一緒に働いてる人が楽しい人でした。
俺は割とその場の環境に入ると割と楽しめる方なんですよ、だいたいなんでも。
まあそうじゃない時もあるんですけど。
あとは勤務体系が面白くて。
1日14時間勤務くらいで一勤一休だったんです。
昼の12時から夜中の2時くらいまで働いて次の日が休み。
で、その次の日の12時からまた働くっていう。
だから仕事が終わって夜中の2時から朝までなんかして遊んだりして帰って1日休んでっていう生活をしていました。
もう一つすごく面白いと思ったのが、社員が2人で1組みで、休みも一緒だったことです。
4人社員がいて、2人出勤して2人休んでって言う感じで、ずっと休みと出勤が一緒で。
特に誰か辞めるとかしない限り変わらないんです。
そのペアで一緒に働いてる人が結構面白くて、あと暇で遊びに来る奴が結構いてそのメンバーと遊んだりしたから楽しかったですね。
そら
umiさん:
そのあとは会社辞めてゲームセンターでバイトしてたりしてました。
ゲーセンのバイトはもうなんでしょうね、仕事してる感があんまりなくて。
もう仕事に対する苦痛さがゼロでしたね。
だからその時に「会社で楽かしんどいかどうかは働く場所で決まるんだ」ってわかりました。
だからその辺が1番楽しかったです。
そら
umiさん:
いや、ほかにもコンビニ(ファミマ)のバイトもしてたし、スーパーでも派遣で働いたりもしてました。
そのあとはヤ〇〇電機でフレッツ光を売ったり。
仕事自体は結構単純で、でも件数(ノルマ)をとらなければいけなかったから辞めました。
あとすごくジレンマが多かったんですよね。
すごく歪んだ業界で…。
いらないものをキャンペーンでつけて売るとか。
俺は結構割り切ってできる方だったんだけど、まあなんかやってて面白くないっていうのもあったしこれ違うな感がすごかったんですよ。
でも学べることは多かったです。
そら
umiさん:
電気通信工事の会社に就職して営業をしたりもしていました。
その時に副業をはじめたんです。仕事自体は飽きていないけど給料も安いし、将来的にきついだろうと思って副業でもやろうって。
いわゆる飛び込み営業とかは全然なくて自分のお客さんの営業が中心だったので、仕事自体は楽しかったですね。
仕事は普通に楽しかったんですけど、上司と上手くいきませんでした。
俺は傾向的に飽きっぽいみたいで、どんな仕事もだいたいのものが飽きてしまって。
もう覚えることがなくなって、最終的に飽きてしまう。
だけど営業職に関してはもうずっと覚えることがあって新しいことがずっと入ってくるしで飽きて辞めたとかではなかったですね。
アフィリエイターの生態
そら では次にアフィリエイトについて伺いたいと思います。 アフィサイトはいくつ持ってますか?
umiさん:
ん〜、10個くらいですね。
少数精鋭なので(笑)
ジャンルは結構バラバラです。
プロバイダー系と、転職2つ、あとは保険とか投資とか…。
そら (10個で少数…?!) ええーと、この中で1番すごいのはどれですか?
umiさん:
プロバイダーが1番かな。
そら
umiさん:
そうです。
そら
umiさん:
(ねとみ単体で)300万くらいだったですね。
そら …?!!!!!!す、すご。 で、では、umiさんは会社員時代に副業でアフィリをはじめたということでしたが、なぜアフィリを選んだんですか?
umiさん:
最初はアフィリじゃなくて、ブログからはじめたんですよ。
最初に副業として何をするにしても、まずブログで情報発信をしていかないと認知されないって、どこかで気付くんですよ。
自分の商品を売るにしても誰かの商品を売るにしても自分のサービスを売るにしてもまず情報を発信していないとどうしようもないと思いました。
それでブログやったらブログ稼げるっていう情報があったのでやってみました。
実は当時そういう人が結構多かったんですよね。
だから最初はブログで稼ごうとは思ってなかったです。
ブログをやってみて、アドセンスって稼げるんだ、アフィリエイト稼げるんだ…
アフィリエイトで稼ぎ方がわかれば、こうやって作ったら稼げるようになるっていうのをやっただけなんです。
そら アフィリってすごい大変そうにみえるのですが、なんで続けられるんですか?
umiさん:
”割と好きだから”ですね。
でも収入ないと生活できないですしね(笑)
そういう感じです。
そら
umiさん:
うん、あるある、全然ありえますよ。
このままの生活はずっと続かないだろうなと思ってるし、なんかしないとダメだろうなと思ってます。
それはもう100%思いますよ。
人生を変えた人
そら
umiさん:
いないかな…。
思い浮かばないですね。
そら
umiさん:
あ、でもいるとしたらエローラさんかな。
多分まだ界隈にいると思います。
アメブロからワードプレスに移行したのに記事をみた人です。
確かにあそこでワードプレスを使うようになりましたね。
エローラさんの他にもアフィリエイトの話を最初に聞いた方がいて。
所長と、ちょめさんっていう方なんですけど、その業界に入っていくきっかけになった方々ですね。
その方から直接習ったわけじゃないんですけど、グループチャットみたいなものがあってそこで情報共有をしたりしていたんです。
もう5年くらい前。懐かしいな〜。
なんでまるもにきたの?
そら 今もう住んでますよね。移住ですか? umiさん: 暇だったからです(笑) 高知にはコミュニティがあまりなかったんですよ。 一応、シェアハウスしてる人とか何人か高知にいたりしたんですけど、コミュニティってほどの人数じゃなかった。 地方にいると情報感度も下がるんですよね。 都会の人なら誰でも知ってるサービスを田舎の人は知らなかったりするんです。 そういう環境にいると情報感度がすごく下がってしまうと思ったんです。 高知には当時、転職エージェントっていうサービスがまずなかったんですよ。 そういうところに住んでると転職エージェントの仕事がピンとこなすぎるんです。 サービスやどれくらい認知度があるかっていうことがそもそもわからなくて。 情報を扱う仕事をしているのにその情報が全くわからないっていうのが大きかったですね。 あとは例えばSuicaのパスケース。 高知県ではパスケースを使う機会がありませんでした。 学生がバスとか電車で使う定期くらいで、その定期も限られた人しか使わないんですよ。 パスケースを持っている会社員がまずいなかったんですよね。 全然違うんですよ、その地域の人々のライフスタイルが。 いわゆるその日本の基準と違いすぎていました。 日本の基準って、正直東京だと思うので。 情報が入ってこないから違いすぎてダメだと思って関東に引っ越しました。 そら なるほど。金谷も田舎の部類に入りますが、いなフリではWebを教えているしWebを仕事としてやっている人ばかりだし情報面で遅れている感はないですもんね。 ではそんな感じで金谷に移住したumiさん。 今、いなフリのメンターをやっていらっしゃいますがなぜメンターをしているんですか? umiさん: 組織で働いてみたいと思ったんです。 そう思ったのは去年の10月くらいだったと思います。 自分が社長になるでもどっかの会社に入るでもいいんですけど、組織に属したいと思ったんです。 でもそう考えた時に、ただのないものねだりかなと思ったこともあって。 自分がそういう働き方を3年くらいしていなかったから。 でもないものねだりかもしれないけど一旦それを経験してみたいなと思って、リゾバしようかなと思ったこともありました。 そら umiさん: リゾバです(笑) とりあえず人に言われて働いて朝出勤して夜まで働いて人に言われたことをやるとか、いわゆる組織で働くっていうのを体験したいって思って。 そのタイミングでのんちゃん(いなフリ初期メンバー)が「いなフリ講師が全然足りてない」というツイートしてるのを見て、「あ、やってみてもいいかな」と思ったのがきっかけですね。 人と働くっていうのと朝起きて夜まで仕事するっていうワークスタイルが、はたして楽しめるかどうか。 3年くらいその生活をしてなかったので大丈夫かなと不安に思ってたんですよね。 でも、まあまあ快適です。 やっぱりしんどいと思う時もあるけど仕事は捗りますし、結構人と仕事するって楽しいなとも思いました。 そもそも一番楽しいっていう時期が仕事してた時期だったから。 カラオケとかゲーセンとか(笑) 「ああそうだったなあ」って感じでしたね。 そら umiさん: それはわかりません(笑) そら 今、好きなことはなんですか? umiさん: 人と働くのはやっぱり楽しいかなと思っています。 でも逆に家にこもって一人で記事書いたりもしていて。 毎日一人で書いていたら辛いかもしれないけど、今そういう働き方をしていないので辛くはないです。 フリーランス孤独だなって思ったことは、実は全然ないんです。 そら では最近よく好きなことで稼ぎたいみたいなの聞きますが(私も心当たりが)、好きなことで稼げると思いますか? umiさん: 好きなことがあれば”もうやってるんじゃない”って思います。 世界一周旅行に行きたいって人はもう行ってるんですよ、お金がなくても。 どうしてもこれがやりたいって人はすでにやってると思います。 好きなことで稼げるのって質問に関しては、好きだったらもうやっててそれでお金になるならなってるだろうし。 しかもお金になるかどうかは好きなことによりますよね。 ゲームやるのが好きな人とゲームを作るのが好きな人じゃ稼げるかどうかの難易度がすごく変わってきます。 ゲーム作るのが好きな人は簡単にお金を稼げるけど、ゲームやるのが好きな人は…稼げないですよね。 可能性はゼロではないけど、難易度は非常に高くなります。 本当に、好きなことによると思います。 あとは意外と好きじゃなかったりもするっていうのもあって(笑) 俺も漫画とかゲームが好きって言ってたんですよ。 好きだったけど会社辞めて副業やってからはもう全然やってない。 漫画もほとんど読んでないしゲームもほとんどしてないんですよね。 意外と好きじゃなかったんじゃないかって思います。 そら ふ、深い…。では最近は何をしていますか? umiさん: 仕事してますね。あとは、人と会う。 結構今の仕事が好きなのかもしれないですね。 意外とそうかもしれない。 そら umiさん: はい。 俺は自分があんまりなにもできないと思ってるんですよ。 自分にできないことが多い。 だから、自分ができないことを誰かにやってもらう。 一人だと難しいけどチームで動くと生産性があがるだろうなと思っているので会社作ろうかなと思ってます。 実際俺目標立てたりとかタスク管理とかそういうの結構苦手なので、それを得意な人にやってもらうのはいいなと。 そういう人を雇いたいなと思ってます。 そら 目標設定とか得意だと思ってました!意外です。 では次に、まるものようなコミュニティではなく会社にしたいと思ったのはなぜですか? umiさん: なにか繋がりが欲しいって思ったからですね。 外注とか業務委託っていう手法で今までずっときてるんですけど、なんか業務委託とか外注の人とかっていうのは同じ目標に向かって同じ目的共有してやるという感じではないんですよね。 タスクをこなすのが外注の仕事なので。 その意識でずっとやってきてると楽しくないんです、単純に。 もっと面白いことがしたいっていうただそれだけですかね。 (外注か会社かってのは)気持ちの問題ですね。 そら ありがとうございます。では最後の質問です。 これからの目標はなんですか? umiさん: 目標は特にないです。 目標設定苦手なので(笑) でも今の直近で言えば組織を作ってみんなで働くことですかね。 といっても、数はそんなにいらないですけど。 まずは 1人、マックス5人くらいですかね。 目標管理や設定、タスク管理をできる人を雇いたいですね。間違いなく。 そら あとがき 今回は田舎フリーランス養成講座中に「取材ライター講座」というものがあり、その際に面白いと思いメンターであるumiさんのインタビューを思いつきました。 取材をすることで普段の会話の中では聞けないumiさんの生い立ちや想いを聞くことができ、取材ライターの面白さを感じることができました。 協力してくださったメンターのumiさん、取材ライター記事とはどのようなものなのか教えてくださったハリーさん、ありがとうございました。 ブログの1つを教えてもらったので、もっとumiさんのことが知りたい方はこちらへ。
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